学校活動

更新日:2025年12月19日

第2回湯川科学セミナー夜須

湯川科学

 夜須小学校の校庭に静かに佇む、湯川秀樹先生の胸像。みなさんはその台座に刻まれた言葉をじっくりと読んだことがありますか? 昨年、この胸像の建立70周年を記念した「湯川科学セミナー夜須」が開催されました。このセミナーは、かつての夜須町の大人たちが「子どもたちに大きな夢と希望を持ってほしい」という願いを込めて、寄付を集めて胸像を建てたその熱い思いを受け継いで企画されたものです。

 第1回では湯川先生の直接の教え子である大久保茂男先生が、そして今回の第2回では、孫弟子にあたる東京大学の佐々木節先生が、バトンを繋ぐように宇宙のお話をしてくださいました。テーマは「宇宙はどうやって今の姿になったか」。そこで語られたのは、私たちの想像を絶する壮大な宇宙という未知のお話でした。話の中で触れられたアインシュタインやフリードマンといった偉大な科学者たちも、自分たちの研究が100年後、この世界をこれほど大きく変えるとは想像していなかったはずです。宇宙がどうやって生まれたのか。まだ誰も知らないこと、分からないことは山ほどあります。でも、その「分からないこと」を地道に追い求め、20年、30年と研究を積み重ねている。その先に、ノーベル賞という評価があったり、人類の新しい未来が開けたりするのではないでしょうか。

 みなさんが今、教室で学んでいることや、様々な経験していること。それは一見すると、将来何の役に立つのか分からないこともあると思います。しかし、この講演で感じたのは、「今この瞬間の学びや経験が、いつか必ず未来のどこかの場面に繋がり、自分を助けてくれる」ということです。胸像の台座に刻まれた言葉をもう一度思い出してみてください。

「わが子らよ 先生のごとく 偉大になれ」

 この「偉大」とは、有名になることだけを指すのではありません。不思議に思う心を大切にし、粘り強く学び続け、いつか誰かの役に立つ、何かを成し遂げること。その種は、今の日常の中に隠れています。大人たちが託した想いは、今も色あせていません。みなさんも、この広い宇宙のように無限の可能性を秘めています。目の前の学びにワクワクしながら、自分の未来を形作っていってほしいと願っています。

試練を越えた絆と成長!中学校選抜野球大会香長土地区予選レポート

選抜予選1

12月13日と14日の二日間にわたり、「香長土地区新人野球大会」が開催されました。流行性インフルエンザの影響で、残念ながらベストメンバーとして戦うことは叶いませんでしたが、集まった生徒たちは、そのハンディキャップを乗り越え、持てる力を最大限に発揮してくれました。

 現在、野球部は1年生がただ一人の所属です。

 大会初日の13日、香長中学校との対戦では、その1年生である上田さんが、チームの窮地を救う活躍を見せました。彼はファーストを守っていましたが、先発ピッチャーが100球を超えてしまったため、4回途中から急遽マウンドに上がり、ピッチャーとしての役割を担うことになりました。緊急登板にもかかわらず、上田さんは堂々としたピッチングを披露しました。1年生とは思えない安定したコントロールで、淡々と相手打線に向かっていきます。ピンチの場面でも動じることなく、自分の投球を貫き通すその姿には、粘り強さと頼もしさが溢れていました。

 彼のマウンドの背後には、野市・夜須合同チームの温かい絆がありました。チームメイトたちは、マウンド上の脩眞さんに対し、終始励ましの声をかけ続け、その声は目に見えない力となって彼を支え、彼もその期待に応えようと頑張りました。この心温まるチームワークこそが、このチームの最大の良さでもあるのだと感じました。

 試合結果は、健闘むなしく0対1という惜敗に終わりました。しかし、帰りの道すがら、私は敗戦の悔しさよりも、生徒たちのひたむきなプレーと深い絆を見ることができ、とても清々しく微笑ましい気持ちに包まれました。

 そして翌14日には、鏡野中学校との3位決定戦が行われました。前日の悔しさをばねに選手たちはさらに結束し、見事3対0で勝利を収めました。この勝利は、試練を乗り越え、チームとして成長を遂げた大きな勝利ではなかったでしょうか。

選抜予選2
選抜予選3

新たな風を巻き起こせ!夜須中・生徒会新執行部始動

新生徒会1

新生徒会長あいさつ

 11月20日に行われた役員選挙を経て、12月1日より、夜須中学校の新たな生徒会執行部、代表委員長、専門委員長が力強くスタートを切りました。

 まずは、この1年間、夜須中学校を引張ってくれた前生徒会役員の皆さん、本当にお疲れさまでした!皆さんの活動は、特に、「制服の見直し」や「生徒会規約の改正」といった学校の根幹に関わる重要な改変に取り組み、粘り強く議論を重ね、これまでの生徒会活動の中で大きな一歩となりました。放課後、遅くまで学校に残り、資料を作成したり意見集約したりと大変な活動だったと思います。そして代表委員の皆さんも、その実現に向けてクラスの意見をまとめ、生徒総会も充実したものになりました。また、専門委員長の皆さんも、日々の委員会活動や学校行事においても役割をしっかりと果たしてくれました。この経験は、皆さんが社会に出てからも必ず活きる貴重な財産です。この一年間で培った実行力、リーダーシップ、そして仲間との協調性を、次のステップへと力強く繋げていってほしいです。

 旧生徒会長の田村勇人さんが代表として、新メンバーに向けて、「悔いの残らない活動をしてほしい。」とメッセージが送られました。この思いを、新役員の皆さんはどのように受け取ったでしょうか。新生徒会長からは、その田村さんのメッセージに応えるように、先輩方の思いを引継ぎ、頑張っていくとの力強い決意が述べられました。

 これから、夜須中の中心となって活動をする新執行部、代表委員長、専門委員長ですが、生徒の皆さんの協力こそが、最も欠かせない原動力となります。役員を支え、建設的な意見を出し、活動に取り組む皆さんの力こそが、夜須中をより活気ある学校へと盛り上げるエネルギーです。 「誰もが明日も来たい」と思えるような、温かく、そして生徒一人ひとりが輝ける学校を、私たち自身の手で作り上げていきましょう。

諦めずに走り抜いた君たちの「心の力」

R7マラソン1

これから、走ります。イエーイ!

 11月28日、校内マラソン大会が行われました。この日のために体育の時間を使って時間走や試走に取り組み、自分の持てる力を全て出し切った皆さんに、拍手を送りたいと思います。よく頑張りました!

 スタートの緊張感、中盤から終盤にかけての苦しさ。そしてゴールするまで瞬間。皆さん一人ひとりにそれぞれのドラマがあったのではないでしょうか。「もう足が動かない」「息が苦しい」「絶対に負けない」――そう思った瞬間、聞こえてきたのは、心の中にいるもう一人の自分と戦い、共に走る仲間の足音、沿道からの「がんばれ!」という声援に応えようと、もう一歩、もう一歩と足を前に踏み出したと思います。記録や順位といった目に見える結果だけでなく、諦めずに最後まで走り抜いたという事実が皆さんにとって大切なことだと思います。

 大会は終わりましたが、皆さんの挑戦はこれからも続きます。これから先、勉強で、友人関係で、あるいは将来の進路で壁にぶつかる時が必ず来ます。その時は、あの時、苦しくても最後まで走り抜けた自分に自信を持ち、一歩一歩、力強く前進していってください。

 大会が終わり、全校生徒が興奮と達成感を胸に教室へと戻っていった後、私は校長室からグラウンドに目を向けました。大会で使った朝礼台を3年生の渚さん、礼緒さん、歩さん、そして徠さんの4名が、後片付けを始めてくれていました。皆が「終わった」とホッと一息つく中で、目立たない場所で、学校全体の活動を支えるために動いてくれる。このような姿を見ると、「さすが夜須中の3年生だ」と改めて深く感じさせてくれます。学校生活の様々な場面、例えば、教室の隅、廊下の汚れ、チューリップの水やりなど、人目につかない部分で、このように責任感を持って活躍してくれている生徒の存在があります。こうした「見えない優しさ」や「気づきからの行動力」こそ、夜須中学校の良さであり、私たちはこうした陰の努力を決して見過ごさず、大切にしていきたいものです。

 

R7マラソン2
R7マラソン3
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「HUG(ハグ)」体験で学ぶ!~中学生が考える避難所運営のリアリティ~

 11月28日、防災学習の一環として、日本赤十字社の方を講師としてお招きし、「避難所運営ゲームHUG体験」を実施しました。「HUG」とは、Hinanjo(避難所)、Unei(運営)、Game(ゲーム)の頭文字をとったもので、避難所運営を模擬体験する教材です。このゲームでは、年齢、性別、職業、持病、国籍など、多様な背景を持つ避難者情報が記されたカードを用います。生徒たちは避難所運営メンバーとなり、刻々と変化する避難所の状況(食料や物資の到着、観光バス団体旅行者の受け入れ、トイレ問題など)に対し、仲間と話し合いながら、避難者の安全と生活の維持という二つの側面から適切な判断を下し、配置していくという非常に実践的な体験ゲームです。

 体験は、災害発生直後、学校に避難者が殺到し始めているという緊迫した状況からスタートしました。まだ避難所としての「開設準備が整っていない」というリアリティあふれる設定です。グループごとに、まずは受付や通路の確保、トイレや医療スペースの場所決めなど、避難所の基盤づくりから協議を始めました。その後、「持病のある高齢者」「乳幼児を抱える家族」「ペット連れの避難者」「外国人」といった、一人ひとりの事情が異なる避難者カードを、限られた体育館や校舎などのスペースに、最大限配慮しながら配置していく作業に挑みました。次々と発生する「想定外の出来事(イベント)」に、生徒たちは対応を迫られました。運営側の視点に立たなければ気づけない責任や、判断の難しさを感じることができたのではないでしょうか。

 実際の災害時には、避難所の運営は地域の住民が中心となって担うことになります。今回のHUG体験は、生徒の皆さんにとって、地域の一員として「自分たちに何ができるのか」を真剣に考える貴重な機会となったのではないでしょうか。例えば、「情報収集や整理を手伝う」「小さな子どもの遊び相手をする」「体力を使って物資の運搬や清掃を手伝う」といった具体的な行動につながることを考えた生徒もいたのではないかと思います。

 この学びが、もしもの時には指示を待つのではなく、自ら考え、動き出せる頼もしい地域の子どもたちへと成長してくれることを心から願っています。

HUG1
HUG2

小中合同・巨大地震警戒発令を想定した安全な生徒引き渡し訓練の実施!

引き渡し訓練1

2次受付

 中学校においては、平成28年度以降、引き渡し訓練が実施されていない状況が続いていましたが、この度、教職員、生徒、保護者間での連携強化と手順の再確認を目的とした訓練を実施しました。

 特に、香南市では「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)が発令された場合」には学校が1週間の臨時休校となるため、今回の訓練ではこの状況を想定しました。具体的には、11月25日午後3時に「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発令された」ことを受け、迅速な情報共有と、生徒の安全確保、待機場所への誘導、そして引き渡し開始までの初動行動を確認しました。

 また、小学校と中学校が合同で初めて実施する引き渡し訓練であり、実際に訓練を行うことで初めて明らかになる課題や、小学校から中学校への引き渡しカードの円滑な引き継ぎ方、小・中学校に在籍するきょうだいがいる家庭が円滑に引き渡しを受けられる手順についても検証しました。これらの検証を通じて抽出された様々な課題は、今後の防災対応の改善に活かしていきます。

引き渡し訓練2

1次受付

引き渡し訓練3

小中合同受け渡し訓練

震災時における第二次避難所の確保と合同防災研修の実施!

2次避難場所

香我美駐屯地に向かって安全性を確認中

 夜須中校区では、合同避難訓練などを通して連携した防災意識の向上と避難体制の強化に取り組んでいるところです。この度、夜須こども園が「第一次避難所」に認定されました。夜須こども園は、災害発生直後に園児・児童生徒・教職員が緊急避難する重要な拠点となりますが、収容可能人数が230名程度となっています。これは、周辺の地域住民の方々の避難も考慮した場合、キャパシティオーバー(収容能力超過)となることが強く懸念される状況です。また、長期的な避難生活を支えるための備蓄品(食料、水、衛生用品等)の充実にも、依然として大きな課題を抱えています。

 このような状況から、緊急時に備え安全を確保するための「第二次避難所」の確保は、地域にとって喫緊の課題となっています。現在、学校としては第二次避難所の最も有力な候補として、「香我美駐屯地」を考えています。

 夜須中学校区の教職員一同は、万が一の緊急時に園児・児童生徒を安全かつ確実に香我美駐屯地へ誘導できるか検証するため、合同防災研修を実施しました。

 もし、第二次避難所に実際に向かうとなれば、夜須こども園から自動車道に上がり、トンネルを越えて香我美駐屯地へ向かう約1.2kmの避難ルートとなります。そこで、教職員一同でトンネル西側の高架下から実際に歩行し、安全性、所要時間、誘導時の課題など、子どもたちの体力や心理状態を考慮し、第二次避難所としての利用可能性を検証しました。

生徒会役員選挙(執行部・代表委員) ~三つの挑戦~

役選1

執行部立候補者及び推薦人

 11月20日、生徒会役員選挙がありました。2年生が中心となった今回の役選! 立候補者からの演説では、一人ひとりが「今の学校をこうしたい、もっと良くしたい」という様々な熱い思いを全校生徒の前で語っていました。その演説での決意内容と行動力は、花壇に植えた種が芽吹いた様子と重なり、リーダーとして夜須中学校の未来への大きな希望を感じました。それぞれが演説で話した内容は、「居心地の良い学校環境の実現」や「生徒の主体的な学校づくりへの参加」をめざす、意欲的な思いでした。

 

 

1.【心の安全と安心】「明日も行きたい」と思える学校環境を目指すこと

○学校の姿:「誰もが安心して通える、ここにいていいと思えるような学校」

○生徒の姿:「夜須中学校にしかない、堅苦しくない和やかな雰囲気」

○目標:「学校が楽しく、行きたいと思える場所」「明日も行きたいと思える理由」を作ること。特に、「行きづらいと思っている人が安心して通える雰囲気」を作ること

2.【全員参加型と自治活動】生徒一人ひとりの声が学校づくりに反映される、「みんなでつくる学校」の文化を根付かせること

○行動: 全校行事や日常の中で「みんなでつくる学校」を意識できる活動を考案する

○意見の尊重:「小さな意見でも拾い上げて、少しずつ学校を良くしていく」

○自治活動:「自分たちには何ができるか」を中心に考える主体的な学校を創り上げる

3.【相互支援と自己変革】生徒会執行部自身が模範となり、協力し合う姿勢と、内面からの変革を起こすこと

○執行部のあり方: 「一人で何かを背負うのはとても大変だと分かっているからこそ、助け合いながらやっていく組織にしたい」

○学校環境:「学校全体が温かく、互いに支え合える場所に」

○リーダーの覚悟: 「人を変えるには自分が変わることが一番大切だ」という自己変革の姿勢を持ち、まず自ら行動することで学校全体に変化を生み出すことを目指す

役選2

執行部立候補者及び推薦人

戦艦3

代表委員立候補者

生徒会役員選挙(専門委員会) ~実現したいこと~

戦艦4

専門委員長立候補者及び推薦人

 専門委員会の立候補者たちが訴えた内容には、「学校をきれいに、楽しく、そしてみんなで協力し合える場所にしたい!」という決意が込められていました。

 

 

 

 

 

 

1.【学校をもっと気持ちよくする環境づくり】みんなが「いいな」と思える、毎日が気持ちいい学校を目指すこと

○学校に色を増やす:花や緑を増やして、学校全体に彩りを加え、みんながリラックスして過ごせる空間をつくる

○当たり前を当たり前に:掃除の時間に、誰かに言われるのではなくみんなが自然に進んで動ける雰囲気をつくり、「当たり前」をみんなで実践できる学校にする

○放送を聴きやすく:委員会の放送や連絡が、もっと聞きやすく、分かりやすい質を高める工夫をする

2.【全員が主役で元気と協力の場づくり】毎日がもっと楽しくなり、誰もが活躍できるチャンスがある学校にする

○学校を元気に:みんなが楽しく体を動かせるような企画を通じて、学校全体をもっと明るく、元気にする

○最高の思い出づくり:学校行事を全力で盛り上げて、全員が心の底から一体となって楽しめる時間をつくる

○みんなの出番:みんなで協力する場面を増やし、誰かだけではなく、全員が活躍できる場を創り出す

3.【委員会で自分を磨く挑戦】委員会での活動を、自分の成長の機会にする

 委員会活動への取り組みを通じて、自分自身が大きく成長することにもつなげたい

戦艦5

専門委員長立候補者

戦艦6

投票中

戦艦7

選挙管理委員会

 選挙の結果にかかわらず、立候補という行動、学校を『もっと良くしたい』というその熱意こそが、最も価値あるものです。これからの学校づくりは、当選した役員だけでなく、『挑戦したあなた』の力も必要です。

 一人ひとりが気持ちよく、生き生きと過ごせる夜須中学校をみんなでつくっていきましょう!

遊びから未来を拓く力へ:香美香南ブロック別研修 in 夜須こども園

 11月18日、夜須こども園にて「香美香南ブロック別研修会」が実施されました。研修目標は、「子ども自ら主体的に遊ぶための環境構成や保育者の関わりについて考える」というもので、0歳児から5歳児の発達段階を探りながら、思考力・判断力・表現力等の基礎に繋がる保育のあり方を探究でした。

 私も公開保育を参観させていただき、子どもたちの主体的な遊びと、そこから生まれる深い学びの姿とはどのようなものかと、楽しみにしていました。

 園庭では、ドッヂボールや鬼ごっこで体を動かす活動に加え、赤土を使った団子やピザ作りに熱中する姿がありました。団子作りを観察すると、子どもたちは上手に水と土を混ぜ合わせるだけでなく、より硬く崩れにくい団子を作るために、ザルで土をふるって細かくしたり、湿った団子に乾いた砂をまぶして水分を調整したりと、遊びを通じて科学的な実験と考察を繰り返していました。これは、まさしく体験から得た知恵と工夫であり、思考力・問題解決能力の萌芽だと感じました。また、仲間と一緒になってピザやカレー、団子でお店屋さんごっこを開き、大きな声でお客さんを呼び込む姿からは、社会生活との関わりや、協働性、表現力を育んでいることが伝わってきました。

 教室内でも、ペットボトルのふたを使った弾き飛ばし遊びの中で、どうすれば机の外に落とせるのかを友達と言葉でやり取りし、協力している姿がありました。さらに、滑り台の階段を使わず、ロッククライミングのように登ろうとする園児たちの「やってみたい」という強い意欲を、教員は安全に配慮しながら尊重していました。登り切った園児が歓声を上げる際には、一緒に喜んで達成感を共有したり、ある園児が手を取り合って登るのをサポートしたりと、人と関わることの楽しさや自己有用感を強く感じていました。

 こうした様々な場面に目を向けると、園全体が「子どもが自ら遊びを生み出し、深められる」ような環境となるよう細やかに配慮されていることがよく分かります。そして、ある園児と話す教員は、その話に深くうなずきながら耳を傾け、「あなたは、どうしたいの?」と問いかけて、子どもの主体的な思いや願いを最大限に引き出そうとする関わりを徹底していました。

 今回の参観を通して、夜須こども園で行われているのは、まさに未来を生き抜く力を、遊びを通じて、深く豊かに育む教育であると強く感じました。そこでは、子どもたちが友達と活発に関わり合いながら、保育者が子どもの主体性を最大限に引き出す関わり方を軸にしていました。子どもたちは、与えられたものではなく、自ら生み出した様々な経験の中で試行錯誤を繰り返し、自分の思いや願いを一つひとつ形にする(自己実現する)喜びを体験していました。それは、自ら考え、行動する力の基盤を育む教育が行われていると感じました。

こども園2

世界に飛び立つ勇気! 元Vリーガー黄秀京コーチ特別授業

アスリート派遣1

 11月19日、アスリート派遣事業として、元Vリーグバレーボール選手である黄 秀京(ファン スギョン)さんを講師にお招きし、全校生徒を対象とした特別授業を実施していただきました。

 スギョンコーチは、ご自身の経験を交えた講話の中で、体幹トレーニングなどを実践しながら、「体をうまく使いこなすこと」の重要性や、「何事にも臆せず、まずは一度チャレンジすること」の大切さを生徒たちに熱く伝えてくださいました。特に印象的だったのは、「必ず私に1回は話しかけて」と言い、相手とのコミュニケーションの重要性に触れた場面です。知らない場所や、初めて出会う相手に対しても、勇気を出して自分から話しかけ、関わろうとすることが、自分の世界を広げるための大事な要素の一つであると力強く語られていたように感じました。

 授業の後半では、2年生体育のバレーボールを指導していただきました。基礎的な練習から始まり、生徒たちのレベルに合わせた新たなルールを加えたゲーム形式を設定し、生徒たちは真剣に取り組みながらも、バレーボールを楽しむ姿や笑顔の様子を見え、充実した時間となりました。

 今回、スギョンコーチが伝えてくれた大切な言葉、「チャレンジする勇気」と「繋がる力」を一番皆さんに伝えたかったのではないでしょうか。中学校を卒業すると、皆さんはさらに広い世界へ、そしてもっと多様な人々との関わりが待っている世界へと飛び立ちます。この中学生の時から、自ら意識して一歩踏み出す勇気ある行動を積み重ね、未来を切り拓いていきましょう。

アスリート派遣2
アスリート派遣3
アスリート派遣4

リベンジ!咲き誇れチューリップ ~委員の愛情が育む春の輝き~

チューリップ

環境美化委員によるチューリップの植え付け

 11月上旬、環境美化委員の皆さんが中心となり、来たる春に向けてチューリップの球根を丁寧に植え付けました。実は、昨年度も球根を植えましたが、残念ながら生育が思わしくなく、春に期待したような花を咲かせることができませんでした。原因として、昨年の球根の質に課題があったことが考えられます。しかし、環境美化委員の皆さんは、その悔しさをバネに、「今年こそは学校を色鮮やかなチューリップでいっぱいにしたい」という強い想いを胸に、今回の植え付けに臨んでくれました。

 今は春の開花を夢見て、環境美化委員が毎日欠かさず、水やりや土壌の手入れに励んでいます。一つひとつの球根に、たくさんの愛情と期待を込めてお世話をする生徒らの姿は、まさに学校を美しく保つための「縁の下の力持ち」です。

 来年の春には、皆さんが登校する玄関が色とりどりのチューリップの花で満開になるよう、委員の皆さんの今後の活動にご期待ください。そして、球根の成長を温かく見守ってあげてください。

火災避難訓練:命を守るための実戦的な学び

火災訓練1

       3階からのシューター訓練

 11月6日に火災避難訓練を実施いたしました。今回は、家庭科室からの出火を想定し、生徒の迅速な避難経路の確認はもとより、教職員による初期消火行動についても、消防署の方々に検証・ご指導いただき、今後の危機対応の改善に繋げる貴重な機会となりました。

 特に、今年は校舎3階からのシューター降下訓練を併せて実施しました。生徒にとっては初めての体験であり、3階の窓から見下ろす高さは、少なからず恐怖を感じたことと思います。しかし、「いざ」という時に自分自身の命を守るため、多くの生徒が勇気を持って降下に挑戦し、無事に訓練を終えることができました。この訓練での避難経路の確認、そしてシューターを滑り降りた体験は、知識として学ぶだけでなく、身をもって知る「命を守るための実戦的な学び」です。

 教職員も、初期消火や通報、そして避難誘導の手順について再確認し、改善点を見つけることができました。私たちは、生徒の安全を最優先するため、今後も様々な状況を想定した訓練を継続的に行い、生徒と教職員が一丸となって防災意識を高めてまいきます。

火災訓練2
火災訓練3
火災訓練4

限界突破への挑戦 ~友の声が響く持久走練習~

 11月28日のマラソン大会に向けて、全校で持久走の練習が本格的にスタートしました。校長室からグラウンドを眺めていると、体育の授業の中で、生徒たちが懸命に持久走に取り組む姿が見られます。特に心温まるのは、ペアに分かれて時間走に臨む際の、互いを思いやる光景です。苦しそうに走るペアに、励ましの声をかけ続けたり、隣を並走したりする姿。「一人じゃない」と伝えようとする、その協力し合う様子は、見ているこちらまで胸が熱くなります。

 持久走は、確かに自分自身との孤独な闘いの部分が大きいかもしれません。しかし、仲間からの期待に応えようと歯を食いしばる姿、そして走り終わった後にグラウンドに倒れ込むほどの全力の走りからは、自分の限界を一段階超えようとする強い意志が伝わってきます。

 そして、皆さんがこのグラウンドで培っているのは、単なる体力だけではありません。私たちは、生活の中で人間関係の難しさや集団の中にいることのしんどさに直面することがあります。これは大人の世界でもあります。自分の思いが伝わらなかったり、居場所が見つからなかったり、心が疲れてしまう日もあります。でも、この持久走の練習をしている皆さんだからこそ、苦しい時、足が止まりそうになった時、「がんばれ!」「あと少し!」と、隣を走る仲間、見守る仲間の声が、皆さんの「もうダメだ」という心の壁を打ち破る力になっているはずです。

 私たちは、目の前の苦しさや困難から逃げ出したいと感じる時もありますし、状況によっては、あえて立ち止まり距離を置く選択が必要になる時もあります。しかし、本当に大切なのは、「昨日までの自分を変える」ために、一歩また一歩と粘り強く足を動かし続ける「勇気」を持つことです。この困難に立ち向かい続ける勇気は、勉強(学習課題)、複雑な人間関係、そして将来壁にぶつかった時にも困難に耐えつつ、変化に適応する柔軟さは、必ず皆さんを支える「心のしなやかさ」、あるいは「精神的な粘り強さ」となります。

 今、流している汗と、諦めずに粘り強く取り組むその努力こそが、皆さんの体力となり、精神的なタフさを育んでいます。ペアである仲間を力に変え、「もう一歩」踏み出す勇気を持ち続け、目標に向かってひたむきに走る皆さんなら、きっと本番では最高の走りができると信じています。この練習で培う「諦めない心」と「仲間への信頼」を胸に、大会当日、最高の達成感を味わえることを心から期待しています。

 頑張れ、夜須中学校の生徒たち!

持久走練習2

たすきに込めた熱き想い! 第44回香長地区中学駅伝 大会報告 第11位

駅伝1

 11月3日、北西からの強い風が吹き荒れる厳しいコンディションの中、第44回香長地区中学駅伝大会兼高新中学駅伝予選会が開催されました。本校では、陸上部に加え、野球部、卓球部、サッカークラブの生徒たちが駅伝チームに志願して集結し、部活動の枠を超えた合同チームが編成されました。体育祭が終了した直後から、生徒たちは放課後の時間を使い、それぞれの部活動等で培った体力を結集し、懸命に駅伝練習に取り組んできました。

  大会当日、選手たちはスタートラインに立つまで張り詰めた緊張の面持ちで静かに闘志を燃やしていました。号砲が鳴り、いざスタートが切られると、選手たちは容赦なく吹きつける北西からの強い風を正面から受け、思わず顔をしかめながらも、力強く前へ前へと進んでいきました。一人ひとりが、自分の区間に責任を持ち、託された一つのたすきを次へ次へと繋ぎ、最後まで走り抜く姿は立派でした。たすきに込められた仲間たちの努力と想い、そして学校の期待を背負い、精一杯走る姿は、沿道で見守る仲間や保護者の胸を熱くしました。女子チームも参加予定でしたが当日棄権となり、生徒たちは、精一杯の声援を送り続けました。その男子チームの走りに託した想いは、強い風の中でも男子選手の背中を押したことでしょう。選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。

駅伝2

1区 野本(2年)

駅伝3

2区 宗圓(3年)

駅伝4

       3区 上松(2年)

駅伝5

       4区 尾崎(1年)

駅伝6

5区 田中(2年)

駅伝7

       6区 西山(3年)

創(つく)る、語る、響きあう ~努力が織りなす心のハーモニー~

文化発表会1

 10月31日に夜須中学校文化発表会を成功に終わらせることができました。今日まで準備や運営を行ってくれた実行委員の皆さん、花とりのご指導をしてくださった保存会の皆様に感謝申し上げます。そして、生徒の皆さん、皆さんの輝く姿、全力で取り組む姿に胸が熱くなりました。

 特に、合唱の取組においては、体育大会が終わってから、音楽の時間や放課後の時間を使って、クラスの心を一つにする努力を重ねてきました。最初はなかなか声が出なかったり、パートのバランスに苦労したりしたことだと思います。それでも、パートリーダーさんや指揮者を中心に、互いに励まし合い、時にはパートのずれなど指摘し合いながら、「最高の歌を届けたい」という一心で練習に取り組んでいる姿を何度か見させてもらいました。今日、皆さんが体育館いっぱいに響かせたハーモニーは、これまでの努力の日々があったからこそ生まれた、かけがえのない時間だったと思います。賞はそれぞれ違ったけれど、これまで学年で取り組んできた足跡こそが、何よりも価値あるものです。

文化発表会2

  次に、意見発表に登壇した6名の皆さん、心を揺さぶる素晴らしい発表でした。どの発表も、皆さんが日々の生活の中で感じ、深く考え、そして勇気を持って意見をまとめ上げたことが伝わる力作ぞろいでした。今回の意見発表は、生徒一人ひとりの視点が驚くほど多様で、私たちに多くの気づきを与えてくれました。

「当たり前でない日常」や「ママへ」といった発表は、命の大切さや、何気ない日常の中に潜む感謝や愛情を再認識させてくれました。「心の雨に気付けるように」という発表からは、自分自身の心や他者の気持ちに寄り添おうとする繊細な感性が強く伝わってきました。自己と向き合い、自分に問いかける力は、皆さんの中学校生活において、そしてこれからの人生において、非常に大切なものだと思います。

「私の夢」という発表では、自分の未来に対する熱い想い、そして目標を実現するために今何をするべきかという明確な計画性を感じました。夢を語ることは、自分の目標に向かって一歩踏み出す大きな原動力になります。その輝く瞳に、未来への希望を感じることができました。

 そして、「人種差別をなくすために」や「世界の戦争と私たち」といったテーマの発表では、個人の枠を超え、地球規模の課題として捉え、「私たちが今、何をすべきか」という提案を含む、大変勇気のいる発表でした。新聞やニュースで情報を得るだけでなく、その裏側にある「人の痛み」に想像力を働かせ、世界平和のために立ち上がろうとする真摯な姿勢は、全校生徒、そして会場の私たちに深い責任感と行動の必要性を訴えかけるものでした。

 皆さんが発した一つ一つの言葉は、聴いている私たちが考えるきっかけにもなりました。これからも、自分の言葉の力を信じ、今回の発表で示した「考える力」「共感する力」「発信する力」を磨き続けていってください。

文化発表会3

  次に、英語部の皆さん、英語劇はとても素晴らしかったです。堂々と、そして流暢に、英語で表現する姿に、これまで一生懸命に練習に取り組んできたことがよく伝わってきました。

文化発表会4

 次に体育館の壁面を彩った掲示物、英語・美術・書道・家庭・詩・総合的な学習の時間に取り組んだ作品など、それぞれに皆さんの創意工夫と授業で真剣に取り組んだ努力の跡が刻まれていました。一つの作品を完成させる大変さ、そこにかける情熱を、改めて感じることができました。

文化発表帰5

 この文化発表会は、単なる行事ではありません。合唱の練習のように、目標に向かって仲間と協力し、努力を続けることの大切さ。英語部の発表のように、恐れずに自分の力を表現する勇気。掲示物のように、地道な作業をやり遂げる粘り強さ。これらはすべて、皆さんがこれからの人生を豊かに生きるための大きな力となります。今日の成功体験を胸に、明日からの学校生活でも、さらなる成長を期待しています。

 生徒の皆さんの頑張りが、今回の文化発表会を最高の舞台にしました。改めて心から感謝します。

文化発表会6
文化発表会7
文化発表会8

 文化発表会が盛大に、そして感動的に開催できましたのも、日頃から本校の教育活動にご理解とご協力をいただいております保護者の皆様、そして地域の皆様のおかげと、心より感謝申し上げます。子どもたちが、学校だけでなく、地域という大きなキャンバスの中で、安心して、そして伸び伸びと活動できる環境があることこそ、私たち教職員にとって何より心強いことです。子どもたちは、皆様からの温かい拍手と眼差しを力に変え、今回の文化発表会という舞台で最高のパフォーマンスを見せてくれました。今後も、本校教育への変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。

刀とざいで舞う!生徒が挑む伝統芸能「花取り」

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 10月31日の文化発表会に向け、「花取り」に取り組んでいます。この活動では、盆踊り保存会の皆様に直接ご指導をいただくことで、生徒たちは「花取り」の持つ歴史と魅力に触れています。3年生男子は太刀(刀)を、その他の生徒はざいを手にし、昨年までの体育祭で行っていたこの踊りを、今年は文化発表会の場で披露します。歌は1年生の仲田さんが務め、その歌声と太鼓のリズムに合わせ、連帯感のある踊りを目指しています。保存会の皆様からは、踊りのポイントや正確なリズムの取り方について、細やかなアドバイスをいただきました。生徒たちは、地域に伝わる大切な伝統文化を次世代に繋ぐため、「とても綺麗な踊り」を目標に、真剣に取り組んでいます。

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花とり3

「芸術の秋」に筆を握る!毛筆授業で生徒たちが魅せる真剣な眼差しと個性

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 実りの秋、そして芸術の秋を迎え、本校の国語の時間では、各学年が心を落ち着かせ、毛筆の学習に真剣に取り組んでいます。墨の香りが漂う教室には、生徒一人ひとりの個性があふれた作品が並びます。堂々とした太い線、穂先を巧みに使い表現された繊細なかすれ具合、お手本から離れて大胆に書き上げる生徒、一線一線を集中して見比べながら慎重に筆を運ぶ生徒など、様々な表情が半紙の上であちらこちらに見られます。誰もが「いい作品」を目指し、真剣な表情で筆を動かしています。特に、何度も何度も練習を繰り返すうちに、最初は硬かった字に柔らかさや力強さが生まれ、字が少しずつ変化していく様子は、努力の成果が目に見える感動的な瞬間です。

この毛筆学習の集大成として、生徒たちの力作を、間近に迫った文化発表会(10月31日)や夜須町文化祭にて展示いたします。生徒たちが集中して筆を運び、一筆一筆に込めた熱い思いを、ぜひたくさんの方々に直接見ていただきたいと思います。皆様のご来場をお待ちしております。

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祝!中学校作文の部 最優秀賞受賞! 久保さん 「こうち介護の日」作文コンテストで高知県知事賞に輝く

介護

  11月11日は「介護の日」です。高知県では、介護に対する理解を深め、誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指し、毎年この日に合わせ「こうち介護の日」ポスター・作文コンテストを開催しています。このコンテストは、介護を必要とする方や介護の仕事に携わる方々だけでなく、未来の担い手である児童・生徒の皆さんが、介護について深く考え、自分事として捉えるきっかけとなることを目的としています。その栄えある「第16回こうち介護の日」作文コンテストにおいて、本校3年生の久保悠莉さんが、中学校作文の部で見事、最高賞である最優秀賞(高知県知事賞)に輝きました!

懸命な走りで最後まで!

9月27日・28日に開催された県中学校陸上競技選手権大会は、3年生にとっての最後の公式戦となり、熱いドラマが繰り広げられました。

400mに出場した3年の中山さんと2年の吉良さんは、レース中盤の200m付近から苦しそうな表情を見せながらも、懸命に腕を振り、ゴールラインを力強く駆
1500mに出場したのは、3年の西山さんと2年の野本さん。互いに切磋琢磨し合ってきた二人は、本番でも息の合った走りを見せました。序盤は西山さんが野本さんを引っ張り、ペースを維持。そして迎えたラスト1周、二人は渾身のラストスパートをかけ、ともに自己ベストを更新という成績を収め、努力が実を結ぶ大会となりました。
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県中学秋季卓球選手権~努力と未来への期待を込めて~

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9月20・21日に中学秋季卓球選手権が行われました。

男子団体戦は、本来6名での編成のところ4名という厳しい状況での挑戦となりました。1敗も許されないというプレッシャーの中、選手たちは見事にその逆境を跳ね返しました! 西土佐中学校との対戦では、ダブルス・シングルスすべてを勝ち取るという完全勝利で、団体戦初の1勝をもぎ取りました! 初めての勝利に、選手たちは喜びを爆発させていました。特に、唯一の1年生である川村さんに、ダブルスを組んだ2年生の天野さん、清藤さんが温かい声をかける姿は、まさにチーム一丸となって戦っていることを証明する、感動的な光景でした。初勝利おめでとう!この勢いで、これからの更なる飛躍を期待しています!

 

女子団体戦は、勝利の行方が最後まで分からない接戦が多く繰り広げられました。粘り強く戦い抜きましたが、惜しくも敗れ、団体戦トーナメント出場は叶いませんでした。多くの試合でデュースまで持ち込みながら、「あと一歩」のところで勝利を逃した選手たちの目には、悔し涙がにじんでいました。この悔しさこそが、きっと次の壁を超えるための大きな助走となるでしょう。緊張の中で臨んだ1年生の試合では、随所に光る良いプレーが見られました。今後は、プレッシャーのかかる「ここぞ!」という場面で決めきる力を徹底的に磨き上げてほしいと思います。また、今大会の新たな収穫として、ダブルスを組んだ上松・澤田(彩)組が見せた息の合ったコンビネーションは、応援している私たちに期待を抱かせるほどでした。彼女たちは、これからのチームの成長株として大いに期待できる存在になってほしいと思います。選手たちが流した悔し涙は、必ず次への飛躍の糧になります。次こそは、この悔しさをバネに、決勝トーナメントに登りつめよう!

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水泳部 山下(2年)快挙! 県学年別大会で100m平泳ぎ 第3位入賞!

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9月13日・14日に開催された県学年別水泳競技大会に、水泳部唯一の2年山下さんが出場しました。スイミングクラブの練習で日々力をつけ、これまでの努力を発揮する力泳を見せ、見事に活躍しました。

【結果】

☆男子100m平泳ぎ(中学2年) 第3位 山下

9月1日は防災の日(シェイクアウト訓練) Jアラート

シェイクアウト

9月1日(月曜日)の帰りの会の中で、弾道ミサイル落下時における避難訓練を行いました。弾道ミサイルは極めて短時間で日本に着弾することが予想されるため、避難行動の時間が限られることから、すみやかに避難行動をとる必要があります。特に、弾道ミサイル着弾時には、爆風や建物、ガラス等の破壊されたことに伴う破片などによる身体への被害を避けることが重要です。(3年生の訓練の様子)

卓球部 大躍進!~四国大会へ出場~

卓球学年別1

8月31日に行われた高知県中学学年別秋季卓球大会がありました。夏休み中も練習に取り組み、1年生も徐々に上達もしてきています。今大会ではベスト16(決勝トーナメント進出)に澤田(空)さん、ベスト32に水田さん、宗石さん、澤田(彩)さん、清藤さん、田中さんが残り、この中で上位16名を除いた選手で四国大会出場枠をかけて対戦し、勝ち抜いた3名が四国大会に出場することができました。

【四国大会出場者】

2年女子 澤田(空) 水田

1年女子 宗石

高知県夏季中学1年生卓球大会

卓球学年別

7月27日に1年生卓球大会がありました。1年生から卓球を初めて、それぞれが日々の練習を通じて成長をしてきています。これからが楽しみです!

【結果】

1年女子シングルス 宗石 2位

1年男子シングルス 川村 3位

 

野球部 奮起!~ベスト4~

選手権1

8月12日から高知県中学校野球選手権が行われました。2回戦から順当に勝ち上がっていく選手たち。チームが一丸となって、これまでの大会で負けた悔しさをばねに、夜須中の3年生の3名が全力プレーを見せてくれました。特に印象に残った試合は、ベスト8をかけた土佐塾中戦でした。上田さんがヒットで出塁し盗塁、宗圓さんの送りバントで進塁、最後に奥田さんの鮮やかなライト前ヒットで貴重な追加点を3人でもぎ取り、その時の笑顔がとても素敵でした。ベンチにいた顧問の先生もこれまで一緒に練習してきた3人と同じ気持ちで喜んでいたと思います。準決勝戦での青柳・三里中戦では、均衡した接戦となりましたが、惜しくも1点差で敗れてしまいましたが、最後まで粘って耐え、相手に食らいついた野球を見せてくれました。応援しても手に汗握る試合で、たくさん応援してくれていたスタンドの方も温かい拍手をくださっていました。保護者・地域の方、本当に応援ありがとうございました。

 

選手権2
選手権3

夜須中学校の生徒たちが繋ぐ、手結盆踊りの400年

伝統継承

 夜須町の手結地区に、約400年前から口伝えで受け継がれてきた伝統の盆踊りがあります。その歴史と文化を未来へ繋ぐため、今年も夜須中学校の生徒たちが盆踊りに欠かせない「ザイ」と「燈籠」を心を込めて製作しています。
 この活動を行うにあたって、毎年、手結盆踊り保護会の丸岡さんからお話をしていただいています。丸岡さんは熱い思いで生徒たちに対し、手結盆踊りが現代的な踊りを一切加えず、古来の姿そのままに保存されてきた、極めて文化的な価値の高い踊りであることを伝えました。そして、「こっぱ」「くろす」「見合い」「花取り」という4種類の踊りがあること、これらがすべて口伝えで継承されてきた400年の歴史を持つことを語りました。丸岡さんは、生徒たちにこの貴重な伝統を継承してほしい、そして盆踊りに参加し、地域の一員としてその歴史を感じてほしいと強く願っています。
 この話を聞いた生徒たちは、地域とのつながりや伝統文化を継承することの大切さを深く学びました。亡くなられた方々への思いを馳せながら、ザイや燈籠の一つひとつを丁寧に作り上げていく生徒たちの姿は、まさに地域と歴史、そして未来が繋がる瞬間を表しています。
 夜須中学校の生徒たちが手掛けたザイと燈籠は、今年の手結の盆踊りで会場を彩ります。生徒たちの手によって受け継がれる400年の伝統が、今年も手結の夜空に美しく輝くことでしょう。

ザイ作り
燈籠づくり
ザイづくり3
燈籠1

高知県中学校通信陸上競技香長大会・香長地区中学校総合体育大会 結果

【高知県中学校通信陸上競技香長大会】5月31日

・男子低学年1500M 第2位 尾崎

・女子低学年1500M 第2位 松岡

 

【香長地区中学校総合体育大会】6月7日

・1年100M 3位 高橋

・2年1500M 3位 野本

香長土地区中学校体育大会結果(卓球部)

香長土地区卓球

見事、団体戦「優勝!」

  6月7・8日に野市の青少年センターで、夏の県大会につながる地区大会が開催されました。

男子団体戦は、メンバーが1人少ないという厳しい状況で臨み、初めての団体戦出場でした。チーム一丸となって精一杯戦いました。

 女子団体戦は3校でのリーグ戦となり、見応えのある試合が続きました。フルセットにもつれる接戦が多く、精神力が勝敗を分ける展開でしたが、選手たちはその中で見事に勝ち抜き、「優勝」を勝ち取りました。誰かがミスをしても声を掛け合い、互いにカバーし、仲間への応援も力強く、まさにチーム力で掴み取った価値ある勝利でした。

【個人戦女子】県大会出場者

1位 澤田(空) 3位 松山

5・6位 水田

 男女関係なくチーム一丸となって試合に臨む雰囲気、観客席からチームメイトにみんなで応援する姿、アドバイスをする姿を見て、本当に良いチームになってきていることを強く感じます。技術を高めるだけでなく、仲間を思いやり、支え合い、互いの頑張りを認め合えるチーム力が育ってきています。

令和7年度生徒総会

生徒総会1

初のタブレット端末を使用した生徒総会

 6月10日(火曜日)に生徒総会を行いました。今年度は、紙の議案書ではなく、タブレットのクラスルームから議案書を見て、生徒たちは今年度の活動や要望等について、協議を行いました。各学年から自主学習ノートコンテスト、縦割り班掃除の復活、専門委員会の再編、タブレット利用の時間延長、テスト範囲の発表を早める、単元テストに対する要望など、未来を見据えての意見や学習に向かう真剣さなど伝わる協議がされていました。また、生徒会執行部より、気候変動等に伴う近年の暑さより、ポロシャツ導入について提案があり、さっそく6月11日から導入が決定しました。

生徒総会2

生徒会執行部、代表委員、専門委員長による生徒会総会に向けての事前協議・準備

生徒総会3

当日の議長(上松さん・宗圓さん)

中学春季卓球選手権大会

卓球9

  選手たちの熱い想いがラケットを通して放たれるリズミカルなピンポン球の音。5月5・6日に行われた高知県中学春季卓球選手権大会では、各校の選手たちが日々の練習の成果をぶつけ合い、白熱した戦いを繰り広げました。

【団体戦結果】

  今大会で、女子卓球部は見事、団体戦を勝ち抜き、決勝トーナメント進出という素晴らしい結果を手にしました。予選リーグから厳しい戦いが続きましたが、選手たちは決して諦めることなく、一丸となって立ち向かった結果だと思います。決勝トーナメントでは、さらに高い壁(明徳義塾戦)が待ち受けていました。相手の力強さ、緻密な戦略、そして何よりも勝利への執念を肌で感じたことでしょう。しかし、ただ打ちのめされただけではありません。強い相手と真剣に向き合ったからこそ得られたものがあるはずです。相手の繰り出す一球一球の重み、試合を支配するようなプレッシャー、集中力。それらは、日々の練習では決して味わうことのできない、貴重な経験をこれからの練習に活かしましょう。男子は、団体戦において北川中学校との合同チームとして、コンソレーションの部に参加しました。両校の選手たちが互いに声を掛け合い、励まし合いながら臨んだ今大会。参加5チームの意地とプライドがぶつかり合い。持ち味を活かしたプレーで見事勝利を掴み取り、コンソレーションの部で栄えある1位に輝きました。

【個人戦結果】

  一球、また一球と、ラケットから放 たれるピンポン球は、様々な回転を帯びながら相手コートへと弧を描き、繰り広げられるラリーは、まさに技術と精神力のぶつかり合いでした。互いに相手の隙を突き、強烈なスマッシュを打ち込もうとする攻めの姿勢と、どんなボールにも粘り強く食らいつき、最後まで諦めずに拾い上げる守りのラケットワークからは、日々の練習の積み重ねの大切さが伝わってきます。勝負は決して一瞬の攻撃だけで決まるものではなく、継続したラリーの中には、心理戦が垣間見え、一球ごとに変化する状況に瞬時に対応しようとする、静かなる闘志が感じられました。試合を終え、コートを後にする時、悔し涙を流す生徒もいました。自分の力の及ばなさを痛感し、もっとできたのではないかという後悔の念が押し寄せたのでしょう。しかし、その悔しさは決して無駄ではなく、明日へ、そして未来へと成長するための糧となるはずです。

卓球10
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生徒主催による学校ボランティア活動(環境美化委員会企画)

草引き1

 5月12日(月曜日)、環境美化委員会の企画による中庭の草引きボランティア活動が実施されました。これは、「自分たちの学校は自分たちできれいに」という生徒たちの主体的な思いが込められた、毎年恒例の取組です。

 今回、この活動に賛同し、自らの意志で参加してくれた生徒はなんと28名!皆さんの熱意ある活動のおかげで、中庭に勢いよく生い茂っていた雑草はみるみるうちに減り、学校の美化環境がしっかりと保たれています。本当にありがとうございました。

  このような主体的な活動が広がることで、参加した仲間との支え合いが生まれ、ひいては地域社会づくりへと繋がる大きな意義を持っています。今回の学校という小さな舞台での活動も、私たち一人ひとりのちょっとした温かい気持ちや行動が、誰かの大きな助けとなっていることを示しています。

 この草引きボランティア活動をきっかけに、生徒の皆さんが地域で行われている様々な活動にも関心を持ち参加することで、子どもたちの未来や可能性が大きく広がっていくことを心から願っています。参加してくれた生徒の皆さん、改めてありがとうございました。そして、この活動を企画・運営してくれた環境美化委員会の皆さん、素晴らしい取組をありがとう!

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草引き3

校外学習(生徒会レク)

遠足1

4月30日(水曜日)、全校生徒で訪れたヤシィ・パーク。生徒会執行部が中心となって企画したレクの大きな目的は、新たな環境で共に過ごす1年生を温かく迎え入れ、学年やクラスの垣根を越えた仲間意識と絆を深めること。その思いが、企画の随所に感じられる楽しい時間となりました。

最初のゲーム「人間知恵の輪」では、複雑に絡み合った仲間たちの手を、知恵とチームワークで解きほぐそうと、皆が真剣な表情で声を掛け合っていました。続く「スパイミッションゲーム」では、与えられたミッションをクリアするために、仲間と協力しながらも、チーム内に潜むスパイの存在に翻弄され、与えられた課題の記憶を頼りに話し合いやジェスチャーを交わして、多くのミッションに挑戦する生徒たちの姿が印象的でした。共に目標に向かうからこそ生まれる、かけがえのない瞬間だったと思います。

広々としたヤシィ・パークの自由時間では、生徒たちだけでなく先生方も一緒になって交流を楽しむ姿が見られ、笑顔が溢れていました。バレーボールやキャッチボールで心地よい汗を流すグループ、鬼ごっこやボール当てに夢中になって芝生広場を駆け回る生徒たちの元気な姿。海辺の雄大な景色を眺めながら、友達と何気ない会話を交わしたり、一緒に昼食を囲んだりする時間は、仲間との距離をぐっと縮める、貴重なひとときとなりました。

今回のレクリエーションを通して、1年生は新しい学校生活への不安を少しでも和らげ、上級生との繋がりを深めることができたのではないでしょうか。また、全校生徒にとっても、普段のクラスという枠を超えて、共に笑い、共に考え、共に体を動かすことで、より一層強い仲間意識と固い絆が育めた時間でした。

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カレーライスを食べました

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人間知恵の輪

香長地区陸上記録会

香長地区陸上記録会1

1500m走に出場

  グラウンドを駆け抜ける選手たちの息づかい、そして仲間たちの熱い声援。4月27日に行われた香長地区陸上大会では、日々の練習の成果を精一杯発揮しようと、一人ひとりが全力を尽くす姿が見られました。トラックを駆け抜ける姿、自分の限界に挑む姿から自己記録更新という明確な目標に向い、苦しい表情を見せながらも、決して諦めることなく、最後まで粘り強く走り抜く姿に感動しました。練習を重ねる中で、思うように記録が伸びず、苦しい時期もあったことでしょう。それでも、仲間と励まし合い、自分自身と闘いながら、努力を続けた日々があったからこそ、輝かしい記録につながったのだと思います。全員が自己記録を更新できたことも嬉しかったと思います。

  しかし、結果以上に大切なのは、目標に向かって努力し続けた過程、そして最後まで諦めなかった粘り強さだと思います。今大会で見せてくれた皆さんの頑張り、そして最後まで諦めない粘り強さは、夜須中学校の生徒の誇りだと感じました。

香長地区陸上記録会2

400走に出場

香長地区陸上記録会3

100m走に出場

高知県中学校学年別卓球大会

【2年男子シングル】

決勝トーナメント進出 田中 ベスト16

【2年女子シングル】

決勝トーナメント進出 澤田 ベスト8

第70回高知放送杯中学校招待野球大会

【16チームによる対戦】

1回戦 VS 高岡・土佐南・戸波中 7-1

準決勝 VS 佐川・加茂・越知中 4-5

令和8年度制服変更に向けての生徒会執行部による説明会

制服

生徒会執行部による制服の試着

  4月11日の全校集会にて「今後の制服の在り方について」の説明が全校生徒に向けて行われました。

  昨年度の生徒総会で、現2年生から制服の自由化を求める提案がありました。その理由として、ジェンダーレスの視点から多様性を尊重し、男女に関わらない制服への変更を希望する意見が出されました。これを受け、生徒会執行部の皆さんが制服について学習を重ねてきました。生徒たち自らが社会における「男女」の在り方の変化や多様な性への理解を通じて誰もが快適に過ごせる学校づくりに取り組んでいます。学校としても、多様性を尊重し、誰もがストレスなく登校できるようにするため、ジェンダーレス制服に変更していく方向です。6月の生徒総会に向けて、それぞれの制服に対する考え方、ジェンダーレスの視点などを取り入れ、制服の変更について学級会で話し合いを進めていくとともに、ネクタイの選定や夏場のポロシャツの導入などについて検討していく予定です。

令和7年度新入生との対面式

対面式1

生徒会執行部の運営の様子

4月8日、生徒会執行部の企画・運営による対面式が行われました。専門委員会の紹介では、各委員会の活動内容や役割、教科リーダーの役割では、学習の進め方の実演を交えたり、仕事内容が伝えられたりしました。さらに、部活動紹介では、それぞれの部が練習の様子を披露したり、ユニフォーム姿を見せたりと、時には笑いを誘うような工夫を凝らした説明によって紹介され、趣向を凝らした発表に1年生は熱心に見入っていました。今回の対面式を通して、中学校生活の様々な活動について、少しイメージできたのではないでしょうか。これからの学校生活では、様々な活動を通して、新たな才能を発見したり、目標に向かって努力する喜びを経験したりすることで、クラスの仲間と共に成長し、自身の成長へと繋げていってください。

2・3年生の皆さん。夜須中学校の先輩として、1年生にとって良き手本となる存在であってください。日々の授業への真剣な取り組み方、専門委員会での丁寧な仕事ぶり、部活動に真摯に取り組む姿勢など、夜須中学校の生徒としての誇りを胸に、その姿を1年生に示してあげてください。皆さんの行動一つひとつが、1年生にとってかけがえのない学びとなり、中学校生活への安心感へと繋がります。

楽しいひと時を企画し、準備してくれた執行部の皆さん、各専門委員会の皆さん、そして魅力的な紹介をしてくれた部活動の皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの温かい気持ちが、新入生の心にしっかりと届いたことと思います。

対面式2

夜須中学校の新1年生、熱心に聞いています。

対面式3

陸上部による部活紹介(1年生、先生、陸上部との勝負!)

第77回高知県中学校選抜野球大会

【1回戦】

対 小筑紫・清水・大月 9-0

【2回戦】

対 愛宕 7-1

【3回戦】

対 春野 9-3

【準決勝】

対 佐川・加茂・越智 0-2

人権参観日及び防災の取組 実践発表会のお知らせ

防災ポスター

1年生の生徒が作成しました。

令和7年1月17日(金曜日)に参観日があります。日程は、下記のとおりです。特に、防災の取組では、生徒たちが夜須町の実態を踏まえて、生徒自身が主体となって取り組んできた学習の成果を発表します。また、地域の方々に夜須町の防災について深めてもらい、防災意識の高めようとする場にしたいというものです。

是非、地域の皆様には、実践発表会にお越しいただきたいです。

発表会のテーマ

「☆YASUMIRAI☆~防災対策について知り、実行しよう~」

・13:30~14:20 人権参観日

・14:30~15:45 防災実践発表会

校内マラソン大会

マラソン1

12月9日(月曜日)マラソン大会が行われました。生徒たちは体育の時間に長距離走に取り組んできており、自己目標タイムを設定し、女子は2.5km、男子は3.0kmを走り、ピッタリ賞に臨みました。マラソンコースでは、保護者や地域の方々の「頑張れ」との声援もあり、55人の生徒がいれば、55通りの頑張る姿があって、精一杯の熱い走りを見せてくれ、全力で走り、気持ちのいいマラソン大会になりました。途中で棄権をしてしまった生徒もおり、本人はとても悔しかったと思います。しかし、棄権をせざるをえない状況まで頑張ったという一つの証でもあります。順位をつけるというのは人との戦いですが、本当に大切なのは自分との戦いだと思います。保護者の方やご家族の方から沿道にてたくさんの声援をありがとうございました。

マラソン2

令和6年度第2回廃品回収

廃品回収3

本年度2回目の廃品回収を12月14日(土曜日)に行いました。当日は北風が吹き、寒い中での廃品回収となりましたが、地域の方々からたくさんの廃品回収にご協力いただいたことで、1回目の廃品回収よりを多くの廃品を回収することができました。また、保御者の皆様には、指定場所での回収作業にもお手伝いいただき、そして地域の方々、本当にありがとうございました。

廃品回収4
廃品回収5

令和6年度12月14日(土曜日)7時30分より廃品回収を行います。

第1回の廃品回収では、地域の方のご協力に感謝申し上げます。今回も前回同様に町内13カ所の回収ステーションにて廃品回収を行います。回収させていただいたものをお金に換え、子どもたちの学校生活での活動資金として使わせていただきますので、廃品回収へのご協力をよろしくお願いします。

文化発表会、大成功! 「響かせよう!個性の花とハーモニー」

文化発表会メッセージ

ありがとうメッセージ

各学年の目標を共有し、実行委員を中心とした仲間と協同する姿、担任の先生達と対話する姿から、さらに良いものを目指し、考え、行動に移していっている姿を見ることができました。主体的な行動へと広がってきているということを実感しています。この発表会に取り組む中で、一人一人の白い花が様々な色に変化し、一体となりながらも個々に異なる素敵な色の花を咲かせ、輝いていったと思います。今、この夜須中学校には、全校生徒皆さんで種を蒔き、学校行事等を通じて大事に育て上げた3色の力強く美しい一つの花が咲いています。みんなで咲かせた大きな花です。その花に種ができるまで、全校生徒みんなで大事に育てていきましょう。

意見発表会

意見発表

【意見発表会】

各学年2名の代表の発表でした。自分たちの生活や自分自身のこと、将来の夢、社会問題といろんな視点からの発表でした。それぞれの考えや思いが伝わる発表であり、聞く側も真剣な眼差しで、様々な考えを巡らせました。

 
(1年生代表)
 「いじめや差別のない社会を目指して」 水田さん
 「私の将来の夢」 山下さん
(2年生代表)

「吃音症」 田村さん

「自分たちにできること」 中村さん

(3年生代表)

「隠された思い」 白石さん

「社会問題」 谷内さん

 

 

 

 

総合2年

修学旅行新聞

【展示物】

総合的な学習の時間での修学旅行のまとめ、書写、美術の作品、廃品回収、体育祭パネルや写真、ありがとうメッセージなど、表現力豊かで見どころ満載の展示物です。これまでの学びの足跡を楽しませてくれました。

作品1

美術作品

作品2

美術作品

英語部

英語での物語発表

【英語部発表】

みんなを楽しませようと部活やリハーサルを通して練習し、物語の内容にも工夫を凝らし、大勢の中での英語発表はとても良かったです。和やかなクイズも楽しかったです。

【音楽発表会】

発表会前、全体リハーサルで各学年の合唱を初めて聞いたとき、3年生のすごさを感じました。そこから1・2年生もバージョンアップした当日の合唱はとても素晴らしいものでした。皆さんの歌う姿に何度も胸が熱くなりました。一人一人の思いが、学年というまとまりとなり、歌声がミルフィーユのように重なりあう…。夜須中学校の自慢である「小さな学校の大きな合唱」でした。

合唱1

〔1年〕よりよい合唱に向けての学級会での話し合い、それを実践に繋げたみんなの気持ちが前面に出ていた合唱。リハーサルから大きく変わったことに驚きました。これまでの過程があったからこそですね。

合唱2

〔2年〕全体リハーサル後、学年別での合唱練習を聴いた時に、これほどまでに激変したのかと2年生の歌声に思わず拍手をしました。本番はさらに合唱の音色がきれいで、一人一人が仲間を信じての歌声に、熱いものを感じました。

合唱3

〔3年〕さすがの3年生。一人一人の歌声がハーモニーとして重なり合い、心地よい素敵な合唱を聴かせてくれて、下級生の目指す姿となりました。そして、金賞に輝きました。おめでとう!

夜須中学校体育祭 テーマ 「チャンスを掴みとれ、絆を深めて勝利を導け 夜須中の流儀」

応援団2

応援団(赤組)

10月13日(日曜日)に体育祭が行われました。一人一人の「本気」や「全力」はもちろんのこと、様々な場面で「団結」が感じ取れる様子、係活動における責任感、学年という枠を超えて互いに喜び、励まし、感情を交わし合う姿を見せてくれました。団長が中心となり、その団長を支えてきた応援団員や生徒の皆さんの姿がとても印象に残る体育祭でした。体育祭終了後、赤組も白組も一緒になって輪になり、お互いの健闘をたたえていた姿、これがテーマである「夜須中の流儀」です。

花とり

花とり(手結盆踊り)伝統文化継承

パネル

パネル作成

高知県中学校学年別秋季卓球大会

1年シングル

・男子 ベスト16 清藤

・女子 ベスト8 澤田(四国大会出場)

3年シングル

・女子 ベスト16 西村

第19回 香美市長旗杯中学校招待野球大会(準優勝)

(2回戦)  夜須・野市VS西部 4対0

(準決勝) 夜須・野市VS香長 6対3

(決 勝)  夜須・野市VS中村 4対5

第75回高知県中学校野球選手権大会結果

(2回戦) 野市・夜須VS県立中村 18対0

(3回戦) 野市・夜須VS土佐 5対6

(ベスト16)

令和6年度中学校学年別夏季卓球大会結果

1年生男子シングル結果

・準優勝 清藤

・3 位 田中 

1年生女子シングル結果

・5 位  澤田、水田

3年生女子シングル結果

・ベスト4 西村

2年生女子シングル結果

・ベスト8 松山

浴衣着付け教室

着付け3家庭科の衣服と社会生活との関わりの学習の一環として、浴衣の着付け教室を夜須公民館で行いました。赤岡の弁天座の方に協力も頂きながら、生徒達が自分で着られるように学習を行いました。教えてくださる方の説明を聞きながら、浴衣の着付けにチャレンジ。帯の結び方も習いました。みんなとっても似合っていました。学習の最後に、みんなで記念撮影も行い、夏を感じるひと時でした。

令和6年度第1回廃品回収

令和6年7月6日(土曜日)廃品回収のお礼

本年度1回目の廃品回収を7月6日(土曜日)に行いました。天気が良く、とても暑かったですが、生徒たちは廃品回収車が帰ってくると一斉に段ボールや新聞、空き缶等の廃品を両手いっぱいに持って仕分け作業を行い、その姿に感心しました。また、町内13カ所の回収ステーションに朝早くから立って地域の方から廃品を受け取り、作業をした生徒、保護者の皆さんもお疲れさまでした。各回収ステーションから帰ってくるトラックだけでなく、地域の方が次々に自家用車で廃品を持ってきてくれました。ご協力くださった保護者、地域の皆様に深く感謝します。

生徒たちが作成したポスター

令和6年7月6日(土曜日)7時30分より廃品回収を行います。

昨年度まではPTAが主催となって行っていましたが、今年度より中学生が主体となって廃品回収を進めて行き、地域の方と協力してより多くの資源を回収し、環境保全や夜須中学校の活動費にあてていきます。地域の方のご協力をお願いします。

令和6年度香長土地区中学校総合体育大会結果

卓球2

【卓球】

団体戦(4チームリーグ戦)

3勝1敗 県体出場

個人戦

1位 西村 県体出場

陸上1

【陸上】

(1年)

男子100m 淺野 県体出場

(3年)

男子100m・200m

  野島 県体出場

男子400m 北川 県体出場

男女400mリレー 県体出場

野球1

【野球】

高知地区とプレーオフで勝利

2位 県体出場