Vol.3 対談 移住者×地元人





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掲載日:2020/07/29


Vol.3 対談 移住者×地元人 【福原明理さん×澤田美枝さん】



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プロフィール
屏風

■ ふたりのなれそめ

 香南市の沿岸中心部に位置する赤岡町。合併前は日本一小さな町で、昔は商人の町として栄えていました。

町の中心部にある細い路地を抜けると、江戸時代に活躍した絵師金蔵の屏風絵を保管する「絵金蔵」があり

ます。

 福岡から赤岡町へ移住し、絵金蔵の学芸員として働く福原さん。福原さんと地域との繋がりの窓口となり、

赤岡でのお母さん的存在である澤田さんは、赤岡で生まれ育ち、絵金蔵 蔵長として公私共々、福原さんを支

えています。 2人は、日々、赤岡のまちおこしにつながる様々な活動を積極的に行っています。

 

1
あs

★ 移住のきっかけは

(福原) 香南市に移住するきっかけになったのは、母がハローワークで絵金蔵の学芸員

     募集を見つけて、応募したのがきっかけです。学生の時に母と絵金蔵に行った

     ことがあったので「好きそうなジャンルだし受けてみたら」と勧められました。

     今となってみると、意外と家に絵金のグッズがたくさんあって、その時すごい

     はまってたんだなぁと思います。

     それを地域の方は「絵金に喰いつかれた」と表現されますね。

★ 移住者を受け入れる不安はありましたか

(澤田) 受け入れる不安というより、福原に不安があるだろうなと思ったので、まずは

     人を知るまで、観光にも、飲みにもいろいろな所へ連れて行きました。

(福原) まちの人たちに馴染めるかな?という不安はありましたが、澤田さんのおかげ

     で知り合いもたくさんできました。住まいまで探してくれて、物件の写真など

     送ってくれました。なかなか高知に来て物件を探すということができなかった

     のでとても助かりました。

★ 福原さんの仕事ぶりは

(澤田) とにかく猪突猛進!私たち古い者にはない、若い人ならではの新しい感覚の持

     ち主。新しい発想がパンパン浮かんでくるので、面白いです。例えば、去年は

     絵金のLINEスタンプを福原が作ってくれて、その時私はLINEなんてやったこ

     とがなかったので、何じゃ?という感じで。私もそのスタンプが使いたくて、

     LINE始めました!!

★ 前に住んでいた所との違いは

(福原) 人付き合いが圧倒的に多いし濃いです。赤岡に住んでみて、家が職場から5〜

     7分くらいの所なんですが、歩いて帰る時にたまにおかずを分けてもらいなが

     ら帰ります。実は、合図があったら家に寄ってね!という秘密の暗号があるん

     です。その家に明かりがともっていたら、暗号が出てるかもと注意しながら歩

     いています。これ本当高知あるあるだと思うんですけど、繋がりが半端ないで

     す。買い物してても今までは知り合いに会うことなんて全然なかったのに、高

     知ではあちこちで会います。

(澤田) いろんなところで繋がっているから、本当悪いことせられん。それくらい狭く

     て、人数が少ないってことかな?

(福原) あと、飛行機に乗らなくても、お土産を買いたいときにも空港へいきます。ほ

     どよく都会です。

★ これから来る移住者の方にメッセージ

(福原) 理想を持っていらっしゃるとは思うんですけど、そうじゃないところももちろ

     んあると思います。あ、なんか思ってたのと違うなと感じても、それをすぐに

     嫌だと思って諦めたりせず、いったん様子を見て、じっくり受け入れていくと

     いうことが移住する時には必要なのかなと思います。今までとまったく違う所

     に飛び込んで違和感がないわけがないのですから。

(澤田) 私が面接の時に必ず聞くことがあって、とにかく一緒に楽しいことがしたい!

     そういった思いはまだ衰えていないので。「お酒飲める?」「一緒に飲もう

     ね!」って。

(福原) 飲みニケーションっていうのは高知では本当に大切だなと思います。



海

■ 絵金蔵

  絵金蔵では、町内に残された23枚の芝居屏風絵を収蔵しています。
  これらは、全て夏の祭礼の夜に飾るために描かれたものです。
  毎年、7月14,15日の「宵宮」、7月第3土日の「絵金祭り」で、
  夜7時から町筋に本物の屏風絵が並びます。

  連絡先:0887-57-7117  
  休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)/年末29日〜年始3日


詳しくは、絵金蔵HPへ→URL:https://www.ekingura.com/ 




※ この記事は、平成29年度に行ったインタビューを収録したものです。

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