乳幼児健診(相談)
香南市の乳幼児健診では、医師、歯科医師、保健師、栄養士、歯科衛生士など多くの専門職が関わり、お子さんが健康で順調に育っているかを確認し、栄養や生活面でのアドバイスや相談を行っています。
★子どもの体や動き、コミュニケーション面など、他にも保護者(養育者)の不安や悩みなどさまざまなことを相談する機会となります。気になることがあれば、些細なことでも相談してください。
健診種類と対象年齢
乳児健診(個別健診)
4か月児健診:生後4か月~生後5か月の前日
幼児健診(集団健診)
1歳8か月児健診:1歳8か月~2歳3か月
3歳5か月児健診:3歳5か月~4歳
相談(集団)
10か月児相談:生後9か月~生後10か月
(注意)小児科医による診察はありません
実施場所
個 別 健 診:おひさまこどもクリニック・夜須診療所
集団健診・相談:のいちふれあいセンター(香南市野市町西野534-1)
日程・内容
乳幼児健診カレンダーをご覧ください
対象者には個別にお知らせします
令和7年度 乳幼児健診カレンダー (PDFファイル: 568.8KB)
■欠席される場合
体調不良や、都合がつかず健診を受診できないなどの理由で欠席される場合は、健康対策課までご連絡ください。 改めて、変更できる健診日をご案内します。
■未受診のご家庭の場合
保健師による体調の確認や日程調整の連絡、家庭訪問などを通しての案内をしています。
1歳8か月児健康診査とは
この時期は、乳幼児期から幼児期への移行期で、ひとり歩きや意味のある言葉が出始めるなど、運動機能や精神面の発達が盛んとなり、食事・排泄・はみがきなどの基本的な生活習慣を身につける大切な時期になります。
健診では、子どもの成長や発達状況・栄養状態を問診や診察で確認するとともに、身体的・神経学的側面から総合的に判断し、疾病の早期発見と早期治療につなげることを目的としています。親子支援のための保健指導や栄養指導など、保護者(養育者)へのサポートを行っています。
■健診の内容・流れ
受付 → 計測 → 問診 → 歯科健診 → 診察 → 栄養指導 → 歯科指導 → フッ素塗布(希望者のみ) → 保健指導(母子健康手帳の返却・終了)
※問診や診察の時間により、順番は前後する場合あります
■当日の持ち物
・1歳8か月児健診票、食生活アンケート、歯科保健アンケートのお願い
・ 母子健康手帳
3歳5か月児健康診査とは
この時期は、身体・精神の発達がめざましく、また自我の確立とともに、基本的な生活習慣が身につくようになります。走る、絵を描くなどの運動機能も発達します。3歳5か月児健診は、1歳8か月健診の時には明確に見られなかった心や体の発達の遅れ、視覚や聴覚の異常などを見つけられる可能性が高くなります。
健診では、子どもの成長の状況、難聴や視覚異常の有無、言葉の遅れやコミュニケーション面などの発達状況を確認し、必要に応じて、保健指導や栄養指導、相談対応で保護者(養育者)へのサポートを行っています。また、精密検査が必要な場合は、小児科や眼科などの医療機関への受診を勧めています。
■健診の内容・流れ
受付 → SVS検査 → 尿検査 → 計測 → 問診 → 視聴覚検査(必要児のみ) → 歯科健診 → 小児科診察 → 栄養指導 → 歯科指導 → フッ素塗布(希望者のみ) → 保健指導(母子健康手帳の返却・終了)
※問診や診察の時間により、順番は前後する場合あります
■当日の持ち物
・3歳5か月児健診票、食生活アンケート、歯科保健アンケートのお願い
・ 母子健康手帳
※健診日までに、聴覚自己検査及び視力検査をご家庭で実施ください(視力検査セットは案内に同封しています)
目の異常を早期に発見するために3歳児健診を受けましょう!
子どもの目は生まれた時には、まだ未熟で視力も弱いですが、6歳までにどんどん発達して大人並みの視力になります。ところが強い遠視や斜視などが原因で視力の発育が止まると弱視になることがあります。片目の弱視があっても子どもは何も言いませんし、また生活には不自由がないように見えます。
3歳児健康診査では、家庭での視力検査とSVS(スポットビジョンスクリーナー)を使用した検査を実施しています。
※スポットビジョンスクリーナーとは、数秒間機械を見つめることにより瞬時に目の検査ができる検査機器です。
屈折(近視、遠視、乱視、屈折の左右差)と眼位(斜視の有無)を測定し、弱視の因子を発見することができます。
公益社団法人 日本視能訓練士協会(トップページ→健康情報・資料→3歳児健診を参照ください)
検査結果で異常の疑いが指摘された場合
医療機関(眼科)を受診して、精密検査を受けてください。
できる限り早く、適切な治療を行うことで、弱視を改善することができます。
特に片目の弱視は見逃されやすいので、注意が必要です。見え方に問題がないようでも、必ず眼科を受診しましょう。





更新日:2025年10月15日