大腸がん検診

更新日:2024年12月05日

大腸がんについて

大腸がんの動向

大腸がんは食生活の欧米化で大腸がんにかかる人は増加傾向にあります。年齢で見ると40歳代から増加し始め、高齢になるほど多くなります。

大腸がんとは

大腸がんは、大腸(結腸・直腸)に発生するがんで、腺種という良性のポリープががん化して発生するものと、正常な粘膜から直接発生するものがあります。日本人ではS状結腸と直腸にがんができやすいといわれています。

大腸がんの症状

大腸がんの代表的な症状として、便に血が混じる(血便や下血)、便の表面に血液が付着するなどがありますが、早期の段階では自覚症状はほとんどないことが多いといわれています。大腸がんが進行すると、慢性的に出血することによる貧血の症状(めまいなど)が現れたり、腸が細くなることにより便秘や下痢、便が細くなる、便が残る感じがする、おなかが張るなどの症状がおこることがあります。さらに進行すると腸閉塞となり、便は出なくなり、腹痛や嘔吐などの症状がおこります。体重が減ることもあります。

大腸がんの原因

大腸がんの発生は、生活習慣と関りがあるとされています。喫煙、飲酒、肥満により、大腸がんが発生する危険性が高まります。

大腸がん検診について

検査内容

便潜血検査(検便)

・採便容器をもらい、2日分の便を自分で取って提出するだけのカンタンな検査です。

・大腸内の出血の有無を調べます。

対象者

40歳以上の方

受診間隔

1年に1回

自己負担

容器代300円

受診方法

予約不要(他の方の分の購入・提出可能)

検診日程

お住いの地区に限らず、市内どの会場でも容器の購入・提出をすることができます。

検診結果

1か月半で結果が出ます。

精密検査となった場合のみ通知します。