大腸がん検診
大腸がんについて
1.大腸がんの動向
食生活の欧米化で大腸がんにかかる人は増加傾向です。40歳代から増加し始め、高齢になるほど多くなります。
2.大腸がんとは
大腸がんは、大腸(結腸・直腸)に発生するがんで、腺種という良性のポリープががん化して発生するものと、正常な粘膜から直接発生するものがあります。日本人ではS状結腸と直腸にがんができやすいといわれています。
3.症状
代表的な症状として、便に血が混じる(血便や下血)、便の表面に血液が付着するなどがあります。ただし、早期の段階では自覚症状はほとんどないことが多いです。がんが進行すると、慢性的に出血することによる貧血の症状(めまいなど)が現れたり、腸が細くなることにより便秘や下痢、便が細くなる、便が残る感じがする、おなかが張るなどの症状がおこることがあります。さらに進行すると腸閉塞となり、便は出なくなり、腹痛や嘔吐などの症状がおこります。体重が減ることもあります。
4.原因
大腸がんの発生は、生活習慣と関りがあるとされています。喫煙、飲酒、肥満により、大腸がんが発生する危険性が高まります。
大腸がん検診について
香南市では便潜血検査(検便)を行っています。採便容器に2日分の便を自分で取って提出するだけの簡単な検査です。大腸内の出血の有無を調べます。
対象者:40歳以上の香南市民
受診間隔:1年に1回
自己負担:容器代300円(2日分)注意:検便の提出が出来なかった場合でも払い戻しはできません。
大腸がん検診日程表について
令和6年度の大腸がん検診の日程表になります。
お住いの地区に限らず、市内のどの会場で容器の購入、提出をしていただいても構いません。
また、容器の購入、提出につきましては、本人ではなく代理の方にお願していただいてもかまいません。
ただし、提出の際には受診票が必要になりますので、代理の方にお願いする際は、容器と一緒に受診票もお渡しする事をお忘れのないようご注意ください。
更新日:2024年06月19日