子宮頸がん検診
子宮頸がんについて
1.子宮頸がんの動向
子宮頸がんは日本全国で1年間に約11,000人が診断されます。子宮頸がんは若い年代でも発症しやすいがんです。子宮頸がんと診断される人は20歳代後半から増加して、40歳代が一番罹患率が高くなります。
2.子宮頸がんとは
子宮がんは、子宮体部にできる「子宮体がん」と、子宮頸部にできる「子宮頸がん」に分類されます。
子宮頸がんは、子宮の入口の子宮頸部と呼ばれる部分から発生します。子宮の入口付近に発生することが多いので、婦人科の診察で観察や検査がしやすく、発見されやすいがんです。
3.症状
子宮頸がんは、正常な状態からすぐにがんになるのではなく、異形成といわれる、がんになる前の状態を何年か経てからがんになります。異形成の時期には症状がなく、おりものや出血、痛みもありません。がんが進行すると、月経中でない時や性交時に出血したり、濃い茶色や膿のようなおりものが増えたり、水っぽいおりものや粘液が多く出ることがあります。さらに進行すると下腹部や腰が痛んだり、尿や便に血が混じったりすることもあります。
4.原因
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関連しています。HPVは性交渉で感染することが知られています。多くの場合は免疫によって排除されますが、感染が続くと一部に前がん病変やがんが発生すると考えられています。また、喫煙によりがん発生の危険性が高まります。
子宮頸がん検診について
市で行う検診では、問診・視診・内診・細胞診を行います。受診方法は集団検診と個別検診があります。
対象者:20歳以上の女性
受診間隔:2年に1回
【集団検診】
香南市内の公民館などの会場で、検診車による検査を受けます。
予約期間中に健康対策課に電話予約してください。(継続受診者には事前に受診票をお送りしています。受診票が届かない方もお申し込み後に受診票をお送りします。)
予約期間:令和6年7月1日(月曜日)~7月5日(金曜日)
検診日 | 会場 |
7月16日・17日・24日・27日 |
のいちふれあいセンター |
7月23日 | 赤岡保健センター |
7月29日 |
香我美総合保健福祉センター |
7月30日 | 午前:香我美総合保健福祉センター |
午後:吉川防災コミュニティセンター | |
8月9日 | 夜須大峰の里 |
自己負担:無料
【個別検診】
指定医療機関で検診を受けます。
医療機関に予約をし、健康対策課に連絡をしてください。個別検診用の受診券をお送りします。
受診機関:令和6年5月1日~令和6年12月末
自己負担:1,000円
注意事項:4月中の受診については補助対象外です。必ず受診期間を守ってご予約ください。
更新日:2024年04月01日