子宮頸がん検診
子宮頸がんについて
子宮頸がんの動向
子宮頸がんの主な原因は性交渉により感染するヒトパピローマウイルスです。このウイルスはありふれたウイルスで、女性の5人に4人が、一生に一度は感染すると言われています。20~30歳代で急増しています。
子宮頸がんとは
子宮頸がんは、子宮の入口の子宮頸部にできるがんです。膣に近い側にできた場合には婦人科の診察で観察や検査がしやすく、発見されやすいがんです。進行するを治療が難しいことから、早期発見が極めて重要です。
子宮頸がんの症状
子宮頸がんは、正常な状態からすぐにがんになるのではなく、異形成といわれる、がんになる前の状態を何年か経てからがんになります。異形成の時期には症状がなく、おりものや出血、痛みもありません。がんが進行すると、月経中でない時や性交時に出血したり、濃い茶色や膿のようなおりものが増えたり、水っぽいおりものや粘液が多く出ることがあります。さらに進行すると下腹部や腰が痛んだり、尿や便に血が混じったりすることもあります。
子宮頸がんの原因
ヒトパピローマウイルスの感染が関連しています。ヒトパピローマウイルスは性交渉で感染することが知られています。多くの場合は免疫によって排除されますが、感染が続くと一部に前がん病変やがんが発生すると考えられています。また、喫煙によりがん発生の危険性が高まります。
子宮頸がん検診について
【集団検診】と【個別検診】があります。
検査内容
視診+内診+細胞診検査
・医師による視診と、子宮の触診による内診、専用のやわらかいブラシでこすって細胞を採取する細胞診の検査をおこないます。
・検査時間は数分で、痛みもほとんどありません。
対象者
20歳以上の女性
受診間隔
2年に1回
自己負担
【集団検診】無料
【個別検診】1,000円
受診方法
【集団検診】要予約:予約期間中に電話またはWEBにて予約が必要です
継続受診者には事前に受診票をお送りしています。受診票が届かない方もお申込み後に受診票をお送りします。
【個別検診】要予約:指定医療機関へ予約後、健康対策課まで電話又は電子申請にて申し込みが必要です。
お申し込み後に個別検診用の受診券をお送りします。
検診日程
【集団検診】令和7年度検診日程・検診会場はこちらからご確認ください。
【個別検診】受診期間は令和7年5月1日~12月末までです。
令和7年度 指定医療機関一覧(子宮頸がん) (PDFファイル: 67.9KB)
検診結果
約1か月半で結果が出ます。
精密検査となった場合のみ通知します。
更新日:2025年03月31日