タバコについて

更新日:2026年07月16日

百害あって一利なし

タバコには5000種類以上の化学物質が含まれており、その中には約70種類の発がん性物質が含まれています。

よく知られているのは、ニコチン、タール、一酸化炭素です。ニコチンは依存性が強く、アルコールや、麻薬と同等かそれ以上の依存性と言われています。

タバコは肺がんのみではなく、胃がんや食道がん、膵臓がんや膀胱がんなど、様々ながんのリスクを高めます。また呼吸器だけではなく、心臓や脳、歯など全身に様々な影響を及ぼし、タバコは多くの病気と関連しています。

受動喫煙について

タバコを吸わない人が、他人の喫煙によるタバコの煙にさらされる「受動喫煙」も深刻な被害を及ぼしています。

こんな対策をしていませんか?
換気扇の下で喫煙 換気扇を回しても、カレーの香りが部屋に残るのと同じように、タバコの煙も残ります。
空気清浄機を設置

空気清浄機ではタバコの有害物質は除去できません。

ベランダでの喫煙

タバコの煙は窓の隙間から室内に流れ込んでいきます。また、近隣住民にも影響があります。

車の窓を開けて喫煙する

窓を開けても、車内に煙が流れ込んできます。

これらの対策では周囲への受動喫煙を防ぐことはできません。

 

2018年には健康増進法の一部を改正する法律が成立し、2020年4月1日から全面施行され”望まない受動喫煙をなくすための取り組み”がマナーからルールへと変わりました。

  1. 屋外や家庭内でもできる限り周囲に人がいない場所で喫煙する
  2. 屋内施設では、喫煙可能なエリアで喫煙する
  3. 子どもや妊婦・患者等、身体の弱い人が集まる場所では喫煙しない

この3つのルールを守り、すべての人が過ごしやすい環境へのご理解ご協力をお願いします。

知っておいて欲しい!サードハンドスモークのこと

サードハンドスモークとは、タバコの火が消された後も、部屋の壁や喫煙者の服、髪の毛などに付いて残る、目に見えない有毒物質のことです。呼気に含まれるタバコ成分は、30~45分ほど喫煙者の口や鼻から排出していると言われています。

喫煙所やベランダで吸っているから大丈夫!ではなく、気付かないうちに周りにも被害を及ぼしかねないのが喫煙の怖いところです。

電子タバコは安心?

新型タバコは大きく、加熱式タバコと電子タバコに分けられます

加熱式タバコ

タバコの葉を電子機器で加熱して蒸気を発生させ、ニコチンを吸い込むものです。

電子タバコ

タバコの葉を使用せず、装置内もしくは専用カートリッジ内の液体を電気加熱し、発生するエアロゾル(霧状の粒子)を吸い込むものです。
ニコチンを含む製品はありますが日本ではニコチンを含むものは法律で販売が禁止されています。

これらの新型タバコは、喫煙者本人及び周囲への健康被害が少ないという期待や、臭いが少ないことで近年増加傾向にあります。

しかし、加熱式タバコにもニコチンや発がん性物質など有害な物質が含まれており、受動喫煙も生じることがわかっています。また、電子タバコにもニコチン以外の発がん性物質が発生する可能性があります。

「新型タバコ=安心」というわけではありません。

禁煙の効果

タバコの害については分かっているけど、今から禁煙してももう遅いのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それは間違いです。

下記の図は禁煙の効果を表したものになります。禁煙の直後から効果が見られ始め、数年単位で見ると、様々な効果があることが分かります。(以下の図参照)

 

【禁煙による健康改善】

禁煙による健康改善

引用元:厚生労働省e-ヘルスネット

禁煙外来について

禁煙を決意しても、「口がさみしい」「不安やイライラを解消するために吸ってしまう」など、禁煙を諦めてしまう人もいます。

高知県内には、禁煙治療に保険が使える医療機関がいくつかあります。1人で抱え込まずに、このような機関に相談するのも選択肢の1つです。

自身の健康のみではなく、あなたの周りの大切な人のためにも禁煙に取り組んでみませんか?

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健康対策課
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